「EPDMってどんなゴム?」

EPDMの特徴

EPDMというのはエチレンプロピレンジエンゴムのことです。

耐候性や耐オゾン性に優れており、屋外でもよく使用されます。
例えば電線等に使用されています。

逆に耐油性には劣るため、油が付く環境での使用には向きません。

耐水性にも優れており、水回りのパッキンにもよく使用されています。

ただ、最近では短期間でEPDMパッキンが劣化する現象も起こっているので、一概にEPDMなら問題ないとは言い切れないようです。

化学構造はこうなっています。

特性

可能なJISの硬さ範囲 30~90
引張強さ(kg/㎠) 50~200
伸び(%) 100~800
反発弾性
引裂き強さ
圧縮永久歪
耐摩擦性
耐屈曲亀裂性

耐熱性 150
耐寒性 -60~-40
耐老化性
耐オゾン性
耐候性
耐炎性 ×
ガス透過性(cc.cm/㎠.sec.atm) 15
耐放射線性

ガソリン・軽油 ×
ベンゼン・トルエン
トリクレン ×
アルコール
エーテル
ケトン(MEK)
酢酸エチル
有機酸 ×
高濃度無機酸耐候性
低濃度無機酸
高濃度アルカリ
低濃度アルカリ

※保証値ではありません。

製品例

外観部品ではなく、パッキン等が多いです。
硬度40°~70°程度のものを多く取り扱っています。

 


 

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