「パーティングラインとは?」

製品にできる“細い線”

ゴム製品は、液状や粘土状の材料を金型に入れて製作します。
このとき一般的な金型は大抵二つのパーツに分かれており、
組み合わせた面の境目に「パーティングライン」と呼ばれる細い線ができます。

ゴムだけでなくプラスチックなども金型で作った製品に見られることがあります。
金型で製作する以上、パーティングラインができることは避けられません。

パーティングラインは“バリ”を取った跡

もう一つゴム製品を金型で製作するときにできてしまうのが
「バリ」と呼ばれる製品からはみ出したゴムの部分です。

真ん中の円柱が製品で、外側のひらひらしたところがバリです。

これを取り除いた部分にできるのがゴムのパーティングラインです。

バリを取った跡がこのように残ります。

製品の外観にも関わるので、金型設計の際に
どこにパーティングラインを出すか打ち合わせして決定します。

下の製品で言うと、矢印の部分がパーティングラインです。


 

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公開日:2016/08/09
更新日:2025/10/01
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