ゴムの硬度とは?どんな単位を使う?身の回りのものの硬さを目安に解説します

ゴムの硬度とは?

ゴムには「硬度(こうど)」という硬さの指標があり、0°~90°の硬さに分類できます。
硬度の数値が大きいほど硬いゴムということです。

硬度の単位は「°(ど)」で表します。

ゴムの硬さを身の回りのものに例えると・・・

5°~10° 人肌
30°~40° 消しゴム
60°~70° タイヤ
90° 硬球

このような硬さに近いと言われています。

 

硬度が違うゴムを1つずつ指でつぶしてみました

80°、90°になると硬くてほとんどつぶれませんでした。

ゴムと言われて想像するような硬さは50°~70°くらいで、
一般的にもこの硬度がよく使用されています。

ゴムの硬さはJIS規格に基づいた「デュロメーター」という硬度計で測定します。
西山ケミックスでは「デュロメータ タイプA」を用いて計測をしています。

デュロメータ タイプA

 

ゴムの厚みによって硬さの感じ方が変わります


同じ硬度のゴムでも、厚みによって触ったときの感じ方がかなり違います。
例えば0.5mm厚と5mm厚では硬度が同じだったとしても5mm厚の方が硬く感じます。

西山ケミックスでは硬度別・厚み別のシリコーンゴムサンプルをご用意しております。
展示会やお打ち合わせの際、実際に触って体感していただければと思います。

 


 

ゴムについてお困り事がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

公開日:2016/04/27
更新日:2025/12/02
西山ケミックスのゴムマイスターにお任せ!