
京都宇治市でゴム製品の加工を行っている株式会社西山ケミックスです。
ゴム製品の製作をご検討いただく際、「図面や3Dデータは必要ですか?」とお問い合わせをいただくことがあります。もちろん、製品の形状や仕様によって必要となる情報は異なりますが、簡易的な形状を除き、正確な御見積や製作を進めるためには、図面やデータが必要になるケースがほとんどです。図面や3Dデータをご用意いただいている場合、製品の形状・寸法・仕様を正確に共有できるだけでなく、御見積をスムーズに進められる、複雑な形状を確認しやすいなど、様々なメリットがあります。
今回は、ゴム製品の製作において、図面・3Dデータがあることでどのようなメリットがあるのか、また西山ケミックスで対応している3Dデータの形式や活用方法についてご紹介します。(図面や3Dデータがない場合はこちらのブログをご覧ください)
図面・3Dデータのメリットは3つあると考えています。
1.御見積がスムーズに対応できる

ゴム製品の製作では、まず御見積からスタートするケースが多いかと思います。
御見積をするためには、製品の形状や寸法・材質・数量など、様々な情報が必要です。簡易的な形状の製品であれば、寸法などをお伺いするだけで御見積できる場合もありますが、複雑な形状の製品では、図面や3Dデータをもとに確認することがほとんどです。そのため、最初から図面やデータをご用意いただくことで、製品の形状や寸法を確認するためのやり取りや、図面を作成するための時間を省くことができ、よりスムーズに御見積を進めることができます。さらに、3Dデータをご提供いただける場合には、より詳細な御見積が可能になるというメリットもあります。
西山ケミックスでは、「Rhinoceros(ライノセラス)」や「SOLIDWORKS(ソリッドワークス)」といった3D CADソフトを導入しています。見積り担当者が3Dデータを確認することで、図面だけでは把握しにくい製品の細かな形状や、複雑な部分まで立体的に確認することができます。製品の形状をより正確に把握したうえで、必要な加工方法や金型などを検討できるため、詳細な御見積につなげることが可能です。
「まずは概算を知りたい」という場合だけでなく、「できるだけ正確な見積りを取りたい」という場合にも、図面や3Dデータが役立ちます。
2.製品の仕様を正確に共有できる

図面には、製品の形状や寸法だけでなく、材質・ゴム硬度・公差・数量など、製作に必要となる様々な情報を記載することができます。
ゴム製品は、わずかな寸法の違いが組み付け性や製品の性能に影響する場合があります。そのため、製品の仕様を図面上で明確にしておくことは、製作を進めるうえで非常に重要です。また、図面があることで、お客様が求めている製品と、製造側が認識している製品との間に生じる「認識のずれ」を防ぎやすくなります。口頭やメールの文章だけでは伝えにくい形状や寸法も、図面があれば視覚的に確認できます。特に試作から量産へ移行する場合や、継続して同じ製品を製作する場合には、図面を基準として仕様を共有・管理できることが大きなメリットとなります。
3.複雑な形状も確認しやすくなる

近年では、図面だけでなく3Dデータを使用して製品を設計するケースも増えています。
図面では、寸法や仕様を正確に確認できる一方で、製品によっては立体的な形状や各部の位置関係をイメージすることが難しい場合があります。その点、3Dデータがあれば、製品を立体的に確認することができます。たとえば、曲面や段差、溝、複雑な外形などを持つゴム製品の場合でも、3Dデータを確認することで製品全体の形状を把握しやすくなります。また、3Dデータは製品の形状を確認するだけではありません。製品の形状をもとに、どのような加工方法が適しているのか、金型が必要なのかなど、製作方法を検討する際にも役立ちます。
つまり、図面で「寸法や仕様」を確認し、3Dデータで「立体的な形状」を確認するというように、それぞれのデータを組み合わせることで、製品についてより正確な情報共有ができるようになります。
西山ケミックスが対応している3Dデータ
3Dデータには、様々なファイル形式があります。CADソフトによって使用するファイル形式が異なるため、設計を行う会社と製造を行う会社で使用しているCADソフトが違う場合には、データを受け渡すための形式が必要になります。西山ケミックスでは、代表的な3Dデータ形式であるIGES・STEP・Parasolidなどのデータに対応しています。「使用しているCADソフトが違うからデータを渡せないのでは?」といった場合でも、まずはお手持ちのデータ形式をご確認ください。
まとめ|図面と3Dデータを組み合わせることで、より正確な情報共有が可能
図面と3Dデータは、どちらか一方があればよいというものではなく、それぞれ異なる役割があります。図面では、寸法・公差・材質・硬度など、製品の仕様を確認することができます。一方、3Dデータでは、図面だけでは読み取りにくい立体的な形状や各部の位置関係を確認できます。
そのため、図面と3Dデータの両方をご提供いただくことで、製品についてより多くの情報を共有することができます。特に複雑な形状のゴム製品では、図面だけでは判断しにくい部分を3Dデータで補完できるため、より正確な御見積や試作・成型などの製作方法の検討につながります。
ゴム製品の製作に関してまずはご相談ください
ゴム製品の製作では、図面や3Dデータがあることで、御見積から製作までのやり取りをスムーズに進めることができます。お持ちの図面や3Dデータをもとに製品の形状や仕様を確認し、ゴムの材質や硬度、製作方法なども含めて、試作から量産まで対応いたします。ゴム製品の製作をご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。
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京都府宇治市でゴム製品、液晶保護フィルムの加工を行っております。製造業が盛んな京都で、50年以上ゴム製品を加工しております。デザイン・設計・試作・量産を一貫対応しており、図面やデータがない場合でも社内で作成できるため、構想段階からご相談ください。電機・精密機器・医療・住宅設備・OAアクセサリ・生活雑貨など様々な分野に納品実績がございます。加工方法・材料選定などお客様のニーズに合わせたご提案をいたします。お気軽にご相談ください。
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