パッキン・ガスケット・Oリングの違い、シール材の種類と加工方法を解説

パッキン・ガスケット・Oリングの違い、シール材の種類と加工方法を解説

京都府宇治市でゴム製品の加工を行っている株式会社西山ケミックスです。
機械や設備、配管などでは液体や気体の漏れを防ぐためにシール材が使用されています。しかし、パッキン・ガスケット・Oリングなど似たような名称が多く、それぞれ何が違うの?と疑問に思われる方も少なくありません。この記事では、シール材の種類やパッキンとガスケットの違い、材質の特徴や選び方、加工方法について解説します。
 

シール材とは?

シール材にはさまざまな種類があり、使用箇所や用途によって名称や形状が異なります。代表的なものには、パッキン、ガスケット、Oリングなどがあります。シール材とは、液体や気体の漏れを防ぎ、機器や設備の気密性・水密性を維持するために使用される部品の総称です。自動車や産業機械、医療機器、食品機械など幅広い分野で使用されており、機械を安全かつ安定して使用するために欠かせない部品です。
 

シール材の名称の違い

シール材にはさまざまな名称がありますが、一般的には使用される箇所によって呼び分けられています。
 

パッキン

西山ケミックスで製作したパッキンの写真
パッキンは、軸やロッドなど動きのある部分(動的)で使用されるシール部品を指す場合があります。部品の動きに追従しながら液体や気体の漏れを防ぐ役割があります。
 

ガスケット

西山ケミックスで製作したガスケットの写真
ガスケットは、フランジやカバーなど固定された接合面(静的)に使用されるシール部品です。部品同士の隙間を埋め、漏れを防止します。
 

Oリング

西山ケミックスで製作したOリングの写真
Oリングは断面が円形のリング状シール部品です。静的シール・動的シールのどちらにも使用されることがあり、配管や油圧機器など幅広い用途で採用されています。
 
ただし、実際には業界やメーカーによって呼び方が異なることも少なくありません。そのため、名称だけで判断するのではなく、使用箇所や用途、図面や仕様書の記載内容を確認することが重要です。
 

シール材を選ぶときのポイント

シール材を選定する際は、形状だけではなく使用環境も重要な判断材料になります。

次のような項目を確認すると、適した材質を選定しやすくなります。
 ●使用温度
 ●接触する液体や薬品
 ●使用圧力
 ●屋内・屋外などの使用環境
 ●求められる耐久性

シール材の性能を十分に発揮するためには、材質だけでなく使用環境や用途に合わせた選定が重要です。
 

西山ケミックスのシール材加工事例

シール材は加工方法によって対応できる形状や数量が異なるため、用途に応じた選択が求められます。 ここからは、西山ケミックスでの代表的な加工方法をご紹介します。
 

成型加工

西山ケミックスの成型加工の写真
成型加工のメリット
・立体形状や厚みのあるシール材に適している
・寸法精度が求められる複雑な形状や、量産の場合に採用されることが多い
成型加工のデメリット
・金型製作の初期費用がかかる
 

打ち抜き加工

西山ケミックスの打ち抜き加工の写真
打ち抜き加工のメリット
・平板形状や薄物のシール材、単純な形状に適している
・少量から中量の生産ができる

打ち抜き加工のデメリット
・ゴム金型よりも安価だが抜き型の費用がかかる
 

成型加工

ゴムの切削加工の写真
切削加工のメリット
・複雑な形状にも対応できる
・金型や抜き型がいらないことから、短納期での対応が可能

切削加工のデメリット
・刃物でゴムを削るため柔らかいゴムは変形し精度出ない、あるいは加工できない
 

ウォータージェット加工

ゴムのウォータージェット加工の写真
ウォータージェット加工のメリット
・平板形状や薄物のシール材に適している
・試作や少量生産向け

ウォータージェット加工のデメリット
・大量生産はできない
 


 
規格品は専門の販売サイトなどから手軽に購入できます。一方、規格外のサイズや形状、材質・硬度などの指定がある場合は、オーダーメイドでの製作が必要です。西山ケミックスでは、さまざまな用途のシール材を製造してきた経験を活かし、お客様の使用環境や求められる性能に合わせて、最適な材料や加工方法をご提案します。
パッキンやガスケットなどのシール材についてお困りの際は、お気軽にご相談ください。
 

ゴム製品の加工・実績はこちら
ホームページはこちら
お問い合わせフォームはこちら

西山ケミックスのゴムマイスターにお任せ!